秋の運動習慣

ようやく秋らしく過ごしやすくなってまいりました。みなさまいかがお過ごしでしょうか。もろおか整形外科院長の諸岡です。
先日クレージーキャッツのメンバーの谷啓さんの悲報が入ってきました。新聞によると、2階に上がる際つまずいて手をついて受け身をとることが出来ずに顔面を強打、死因は脳挫傷ということでした。
今回私が気になったのは、階段の下りで転落したのではなく、階段でつまずいて転倒ということです。足腰が弱ると足が上がらず、眼も見えずらくなり段差を誤ってつまずき、手の力や反射神経の衰えでとっさに手をつくことが出来ないという
私達の身の回りでも十分起こりえる状況です。最近の調査結果では交通事故より自宅での事故死が2倍以上と言う報告もあります。
超高齢化を迎えるにあたり私達はこの事を教訓にしなければいけません.
健康寿命を長くするためにも足、腰を鍛える運動は有効です。3月の北一ニュ―スにも書いたロコモ運動など毎日続けられる体操療法で筋力を維持することの重要性が増してきています。最近運動をしていない方は、この秋ぜひ運動、散歩やラジオ体操他1日20分位身体を動かしストレス解消、筋力アップし健康にお過ごし下さい。

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