熱中症と牛乳

あじさいの美しい季節となりました。いかがお過ごしですか。もろおか整形外科の諸岡です。
先日、ある医学会からこのような発表がありました。夏前熱中症にかからない体質を
つくるため5、6月からややきつめで少し汗ばむ程度の運動を30分間、お年寄りや 体力に自信が無い方は、速歩とゆっくりした歩きを3分間隔で繰り返す<インターバ ル速歩>を行い、その直後牛乳、乳製品などタンパク質をとることを、1か月間週4 回続けると血液量が増え汗をかきやすい体質になり暑さに強い体をつくることが出来るというものでした。牛乳、すなわちタンパク質を摂取すると水分を集める作用があるアルブミンが合成され血流量を増やし熱を逃がしやすくしてくれます。早歩き30分に牛乳300ml(運動後30分以内に飲む)。熱中症は突然発症します。今年の夏も水分補給と帽子の着用 も忘れずに、暑さを乗り切りましょう。

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