ジェネリック医薬品

さわやかな秋晴れが心地良い季節になりました。いかがお過ごしですか。今回はジェネリック医薬品についてお話ししましょう。
ジェネリックとは一般名(薬の成分名)と言う意味で後発品と呼ばれてます。
薬は開発され数十年たつと特許が切れます。特許も数種類あり、材料の特許、製造法の特許、薬の形の特許などあります。切れた薬は他のどの製薬会社でも製造、販売できるようになります。
現在出回る後発品とは材料の特許のみが切れた医薬品も多いようです。薬の材料となる有効成分は同じですが、製造工程、添加物、剤形などは微妙に違います。先発品の長所は開発した会社が責任を持って製造販売します。
後発品の長所は値段が安いにつきます。短所は同じジェネリック薬品と言っても多くの製薬会社(後発品)によって同じものではなく微妙に品質など違うということです。
現在医療機関からの処方箋の一部は、薬の成分名で出されることがありますので薬局にて個人が選ぶことが可能です。
長期に使用する薬、一時的に使用する薬、自分の身体に合う薬合わない薬、色々ありますのでご自身の身体の容態に合わせ選ばれることが大切だと考えます。細かな情報はインターネットでよく調べてみて下さい。
もろおか整形外科 院長 諸岡学

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