熱中症予防の食べ物

今年は梅雨が早く明け、スイカやかき氷の美味しい季節になりました。皆さんいかがお過ごしですか。もろおか整形外科の諸岡です。
記録的な酷暑の中、今回は熱中症予防になる4つの栄養成分とそれが含まれる食べ物についてお書きしましょう。まずは
1、カリウム。汗をかくと塩分が排泄されますが同時にカリウムも排泄されます。カリウムが減ると細胞内に水分を引き留められず脱水を引き起こします。また筋肉の収縮を助ける働きもありますので疲れた筋肉を回復させる役割があります。多く含まれる食品、バナナ、ほうれん草、じゃが芋、そら豆、海苔など。
2、ビタミンB1。糖質を分解し疲労を回復する効果があります。不足すると疲労物質のピルビン酸や乳酸が溜まり食欲不振、倦怠感、手足のしびれなど引き起こします。うなぎ、豚肉、焼き豚、大豆、海苔など。
3、クエン酸。疲労の原因となる乳酸の発生を抑え疲労回復効果に役立ちます。若返りビタミンと言われるバロチンの代謝を活発にします。梅干し、レモン、グレープフルーツ、黒酢など。
4、ビタミンc、ビタミンE、ポリフェノール。これらの抗酸化成分を多く含む物質が体の細胞を酸化させる活性酸素を取り除きます。スイカ、トマト、にんじん、カボチャ、ブロッコリーなど。
その他こまめな塩分、水分補給や規則正しい生活リズムを整えるなど体力維持を心がけこの特別な今年の夏を健康に乗り切って行きましょう。

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