後ろ歩き健康法

秋めいて過ごしやすくなって来た今日この頃、如何お過ごしですか。
もろおか整形外科の諸岡です。今回は、後ろ歩き健康法についてお話しましょう。
まず、筋肉には2種類、速筋と遅筋があります。速筋は、体の表面近くの瞬発力のある太く大きい筋肉でジムの機械で鍛えムキムキになる筋肉です。遅筋は、体の奥にある持久力のある筋肉で立ち上がりや歩行など日常良く使い、姿勢やバランスをとる働きがあります。後ろ歩きは、この遅筋を使う効果があり、猫背や歩き方の悪い癖を改善し転倒予防効果があると言われています。
1回1分、10回を目安にゆっくり1歩5秒位かけ片方の足の踵に重心をかけてバランスよく立ち、片方の足を後ろに運び背筋を伸ばすことを意識してみましょう。ヒップアップやO脚予防効果もあるそうです。行う時は、平らな段差のない場所で他の人がいないことを確認しましょう。手すりや壁などにつかまりながらでも良いでしょう。日常使う筋肉は、使い続けることが大切です。

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