腰痛改善は股関節から

ラグビーワールドカップに湧く今日この頃、如何お過ごしですか。
もろおか整形外科の諸岡です。

今日は簡単にできる腰痛予防法を紹介します。股関節を回す運動です。
実は股関節と腰椎は腸腰筋と言う筋肉で繋がっています。

腸腰筋は大腰筋と腸骨筋で構成され股関節と腰、骨盤を繋ぐ筋肉で体の奥にありインナーマッスルと呼ばれています。この筋肉を収縮させることにより腰や骨盤の姿勢を保持する筋肉を効率よく鍛える事が出来ます。

1つのやり方は、壁を横にして良い姿勢を意識して立ち片手で壁を支えます。
壁と逆側の股関節を90度真っ直ぐ上げ、そこからゆっくり外側へ出来る限り開きそのまま3秒間静止。その後股関節を開いたまま地面におろして下さい。
5回1セットで左右行います。

股関節回しは転倒予防効果の他、股関節周りの太いリンパ節を動かすことにより、リンパや血液の流れを良くして下腹部や下肢の調子を整える効果もあります。

座って股関節を開いて回すだけでも効果はありますのでテレビを見ながらでもやってみて下さい。
その際股関節にいつも痛みを感じる方は近くの整形外科を受診してみてください。

令和最初の秋が来ました。
食事、体操、良い姿勢を意識してお過ごし下さい。

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