骨粗鬆症と女性ホルモン

新たな年、令和2年のお正月も過ぎ節分を迎える今日この頃、如何お過ごしですか。
もろおか整形外科の諸岡です。

骨粗鬆症が女性に多い理由をご存知でしょうか。
これは女性ホルモンのエストロゲンの量が関係しているからです。

骨は日々新陳代謝をくりかえしており骨を壊す働きと作る働きのバランスがつり合っています。
エストロゲンは骨を壊す働きを抑えるホルモンのため分泌量が低下する閉経前後の50歳頃から骨密度の減少をきたします。

婦人科疾患や乳がん、やせの方、急激なダイエット歴のある方はエストロゲン量が低い傾向にあると言われています。食生活の中でカルシウムを積極的に摂取する他、エストロゲンの素になるイソフラボンを大豆、納豆、豆腐、豆乳、サプリなどから摂取することを習慣にすると良いと思います。

適応があればエストロゲン作用を補う内服薬等もあるので
1度整形外科や婦人科を受診し骨密度検査をして見るのも良いでしょう。

本年もどうぞ宜しくお願い致します。

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